話し方がうまい人の秘訣は何??

身近に話すのがすごいうまい人っていますか??
人の初対面の印象は0.7秒で決まるそうです。
そして、その人の話を聞きたいと思うかどうかは1分で決まるそうです。
(パソ○社員より)


でも、それって本当にあてになるのでしょうか??
もしかしたら、話を聞いている最中に引き込まれていくかもしれませんよね??


今日は「話がうまい人」について書いてみたいと思います。
日経ビジネス アソシエ」に載っていた「仕事ができる人の話し方」
を読んでの感想です。


話がうまいってどういうことでしょうか??
まず、1人じゃ話はしませんよね?
「話をする」ってコミュニケーションの一種です。
ということは誰かがいてこそ、会話は成り立つはずです。
自分だけ話をべらべらしゃべる人は真の意味では
きちんとしたコミュニケーションが取れていないのかもしれません。
誰かがいてこそ会話は成り立ちます。
ということで、真の話し上手は聞き上手ともいえると思います。


話を聞くためのテクニックは沢山あると思うんです。
・相手の目を見る
・うなづく
・「そうですね〜」「大変ですね」と相槌を打つ
・ニコニコする(?)
などなど。


でもね、それらって本当は小手先のテクニックじゃないのかなって思います。
話を聞いてもらっているとき、目を見てもらっているだけで話しやすいですか?
そうですね、そうですねって言われて話しやすいですか?
自分はそうではないんです。むしろ、そういうことを言われると
「この人は真面目に話を聞いているのだろうか?」と思います。


どうやら小手先のテクニックでは聞き上手にはなれないようです。
では何が大事なのか??
それは「相手のことを考えるスタンス」です。


当たり前でしょうか??でも、意外とできていないことだと思います。
例えば、何で上記のようなテクニックが必要なのか?
それは「相手の話にきちんと私は関心を持っていますよ。」と
証明するためです。他にもテクニックとして、忙しい上司に
「今、お時間よろしいですか??」これは禁句です。
相手は今忙しいのに、なんでやねん!てなっちゃいます。
こういうときには「(忙しいのはわかりますが、)3分ほどよろしいですか?」
と相手を気遣うような発言をすれば、相手は3分だけなら、と
聞いてくれますし、たいてい長くなっても怒りません。
忙しい上司への話しかけとして非常に有効です。(実際そうでした。)


他にも、はじめて会う人と話す際には、当然どちらもお互いが
どのような話題を好むのかわかりませんから、いくつか質問をして、
相手の食いつきのよい話題に対して話すのが相手の緊張をほぐすのに
良いです。


また、人によって極端に態度を変えること、これは絶対にNGです。
人間としての人格を疑われます。誰に対しても気遣いと尊厳を
持って接することによって、相手からも話を引き出しやすいのです。


ただし、これは相手の出方をうかがう、ということではありません。
あくまで相手の存在を認める、というレベルで、どちらから話すのは
問題ではないでしょう。


ちなみに自分の失敗談ですが、プロジェクトで周りの人に「良い子」
になり過ぎて、誰に対しても「時間があったらやってね。」とか
「もし良かったら、」みたいな言い方をしていましたが、これも
NGです。自分のやっていることがそんなに自信がないのか!って
なっちゃいますし、何よりも周りの人が「こんなもんでよいのか」
ってなっちゃます。それは相手の成長にもなりませんし、
自分の成長にもなりません。相手を真剣に考えた発言だったら
厳しい意見が出るのは当然ですよね?


話し上手は聞き上手→その人の根底にあるのは相手のことを考えるスタンス。