足を洗えってさ。

と店長からバイト中に言われた。バイト先ではチャラチャラしてたから、「悪いことから足を洗えよ」っていう冗談の意味でいわれたんだと思うんだけど、自分は、「足が臭いから洗えよ」っていう意味にとってしまった。裸足で靴はいていたし、それで一生懸命動き回ってるんだから、臭くもなるっつーの!とか思っていたんだけど、ふと気づいた。サラリーマンのおっちゃんとかが家に帰ってきて足の裏をクンクンかぐシーンがよくマンガで描かれていて、自分のたまにやることがあるんだけど、まぁ臭かったり臭くなかったりするわけで、でもそんなことはどうでも良くて、足の裏ってほとんどいつも地面に接触していて体の中で一番こき使われる部分だと思う。だから当然汗も出るし臭くなるのも当たり前だと思う。そんな足の裏だけど、体の部位では一番注目されない部分だと思う。わきの下を制汗スプレーでシューってしても、足の裏をシューする人間はそんなにいないと思うし、首や腕に香水を振り掛けても、足の裏には絶対に振り掛けない。そんなマイナーポジション。だって他の人にも見えないからね。気を使う必要もないんだろうね。


「だって足の裏じゃん!」「足の裏なんて考えねーよ!」そう言ってしまえばミもフタもないわけで、オレがこんな文章書いたところで、またコイツわけわかんねーこと言っているよ!的な視線で見られるわけで(笑)


でもね、思ったんだけど、おれ等が何で立っていられるかっていったら、そんなくっさい足の裏が自分達を支えているからなんだよね。そこがあるからオレたちは立っていられるんだよね。そんな自分達にとって重要な部位である足の裏。人間性が出るのもここだったりとか思っちゃう。何かに夢中になって走り回っている人ほど、きっとくっさかったり汚くなっている足の裏をもっているはず。反対にとてもきれいな足の裏を持っている人はなんだかなーという感じ。自分的には足の裏はそんなにきれいじゃない人の方が人間臭くて好きだなー。もちろんデスクワークばっかりで頑張っている人もいるから一概に言えないんだろうけどさ。たまには足の裏に注目してみるのもいいんじゃない??


ちなみにおれの足は土踏まずが見事に出ていてスポーツ畑で育ってきたんだな〜といまさらながら自分で思ってみる。