しょっぼい口でも何かいろいろ生み出せるらしい。

『均質的』って言葉がよく似合う。みんなが考えていることが一緒。メディアに流れていることを反芻すること。マニュアル本を作ること。偏差値、成績、技術、資格、会社にぶら下がること。そこには自らが何かを創造している意識はあるんだろうか??


他の人と同じように考えないように意識している。少なくともマイノリティではありたいと思っている。自分論を最近よく語るようにしている。複数の人に向けて黒板やホワイトボードを使いながら図を多用して説明するようにしている。なかなか好評だけど、それに対して反論してくれないのが寂しい。みんな「すごい!」とか「なるほど!」で終わってしまって、「これは違うんじゃないですか??」って言われない。おれが好きなのは世の中に対して常に「これは違うんじゃないですか??」って問うこと。それもただ誰かが言っていたことをまわし読みして言うのではなくて、自分論を衝突させあうこと。これが大好き。きっとそこからは新しいものが生まれるって信じている。


あと、自分論を語ってみんなが反論してくれないのはもしかしたら自分の方に問題があるのかもしれない。途中で席を立つ人がいるとか、話が終わった後に周りに集まってくる人の反応だとか、いろいろなものを参考に自分の話を振り返ってみる。そうやって、どんどん自分論を洗練させて、多くの人を感動させることのできるものを自分の口から生み出すことができるのであればそれは最高だと思う。口なんて誰にでもついているしね。口がうまいって何か騙し上手みたいな感じがして、そう言われると嫌だって思っていたけど、それでも「誰かを動かせた」「変えられた」っていう感動体験を沢山して、口でも何か素晴らしいものを生み出せるって思ったら、本当にそうなるんだなって思った。