以前、岩本悠さんの講演会に友達と行ったときのことが忘れられない。悠さんは自身の経験談を元に、夢の見つけ方、夢をどうやって叶えるか、みたいなことを話していたのだが、最後に質問で友達が、自分の夢に向かってがんばれる人がいる一方でそうできない状況の人たちに、自分たちがどう接するべきなのか?みたいな質問をした。その質問の返答はもう忘れてしまったのだけど。。。

最近、「希望格差社会」という本が出版され、テレビなどのメディアなどでも1億総中流社会は崩壊した。とか報道している。今までの日本における当たり前だった『みんな一緒』が崩壊しつつある。その中で出てくる弱い立場の人間。経済状況が夢や希望をもつのを許さない。いじめなどにより、将来よりも目の前の明日学校へ行くことが心配でならない。彼らと自分とを比べたときに自分は明らかに恵まれた環境にいると言える。そんな恵まれた状況にいる自分は彼らに何かしら還元する必要がある。けど、それは決して『お金』だとかそんなもんじゃない。自分は彼らに、というか、周りのみんなを全員『ポジティブ』にすることが、格差ができつつある社会に対して、自分ができることだと思っている。「周りのみんな」という言葉を用いたのは、「自分」と「彼ら」という言葉を用いたら、無意識に2者の違い→差を容認したことにつながると感じるから。

『ポジティブ』にするのは何でか?といった時に、自分は、人間は思考の生き物だって感じるから、その思考を前向き→ポジティブにすることができれば、身体的なハンディキャップとか、富める富めないとかにかかわらず、自分なりの方向で前に進んでいけるはずだから。

ただ、今の自分はそうする力はない。人を思考で判断せずに、身体的差異や経歴でその人の大部分を判断している自分がいるから。だから、人を思考ベースで捉えられる人間になりたい。そのためにもっともっと多様な思考を吸収しなければいけない。もっと他の人の思考と重なる部分を多くしなければならない。柔軟な思考にならなければならない。絶対に何があっても自分の信念を曲げない強い思考を養わなければならない!!

その1ステップとして2009年3月まで『会社で働きます』次に40年間『起業して今までの世界に存在しない会社をつくることに注力します』そして、『大学に戻り勉強します』そして、そのあとはわかりません。。。ただ、死ぬ直前には『思考の化け物』でありたい。