世界を逆さに見ると?

天橋立は、股のぞきと言って両足の間から逆さに見ると天に橋が架かっているように見えるから、天橋立というそうです。


今日は教習所が休みだったので、宮津を友達とぶらぶらしていたのですが、途中公園があったので懐かしいと思いながらブランコとかシーソーとかでワイワイ遊びました。そこで、これまた懐かしい鉄棒があったので、十年ぶりくらいに前回りをしてみたのですが、前回りを逆さになった瞬間に止まるとちょうど宙ぶらりんの状態になるんですね。そうすると、空が足元にあってとっても不思議な感じがしました。十年前にはよくこの宙ぶらりんになって逆さまの世界を眺めて、重力のおかげで地面にあるものが、足下の何もない世界に吸い込まれてしまうことを想像して楽しんだりしたものですが、いつの間にかそんなアホらしいこともしなくなって今の世界に染まってしまいました。小さい頃はどんなちっぽけなことにも感動できたんだけどな〜。今は感動を『見つけて』いかなきゃいけないのが寂しいな〜。


宙ぶらりんの世界とかってアホらしいけど、そんな視点を今日まで維持できている人って素敵やなって思う。オレは恥ずかしかったから誰にも語らないで、いつの間にか忘れてしまっちゃったから。維持できている人は周りの人からどうこう言われる声に屈しなかったってことだから。


世の中を知るのは生きていく上で必要だけど、自分だけの感動とか、視点とか、そんなんはその人だけの価値だから、そういう視点を育てられる人間でありたいな。


あっ、あと別の話やけど、ブランコから飛び降りた友達の女の子のパンツが丸見えで、思わず「パンツ見えてんで〜」と言ってしまった自分がちょっと悲しかった。十年前の福尾君はトゥーマッチ・シャイシャイボーイでパンツ見るだけで顔赤らめて無言になってしまったはずなのに。果たしてちらりパンツの価値が下がってしまったのか、オレが擦れたのかどっちだろねーヽ(゜▽、゜)ノ