拡張現実

今日読んだ日経産業新聞に書いてあった記事。何でも以前流行ったセカンドライフのような「仮想現実」に代わる新しい言葉で「仮想現実」はネット上で3次元の店や家を作ってユーザが現実と同じような生活を楽しむものなのに対して、「拡張現実」はネット上にある情報を現実世界に映し出す全く逆の発想のようだ。

例えば、携帯電話のカメラを通して見える映像に、ネット上に書き込まれたレストランやアミューズメント施設などの情報を付加してみることができるらしい。しかも技術的にはGPSや方位を認識する電子コンパス、傾き検知センサー、画像認識技術など今現在だんだんと普及しているものの組み合わせででき、3年後に実用も可能みたいだ。

この技術使って、企業の玄関とかで携帯電話をかざすと2ちゃんねるのクチコミデータが一気に見れたりとかそんなんあったら面白そうだな。

でも、そうやっていろんな情報を手に入れられる仕組みはインターネットの検索や口コミサイトとかで昔からあるわけだし、多くの情報をもらったって人間の処理能力は限界がある。それよりも解釈能力を向上させるツールとかは無いのだろうか。日々仕事をしていて思う。

話がずれたけど、拡張現実では日本でも注目されるベンチャーが結構あるみたいだし、世界標準になっていくかもしれない技術を日本から発信できるようにぜひとも頑張ってほしい。あと、技術だけじゃなくて、それをどう使っていくかの発想と具体化に向けたプロジェクトマネジメントについても、他の国に持負けないよう頑張ってほしい。