採用って言葉は使い古されている気がする。

人材を『採用』するって一言にいっても、人材の定義が派遣なのかアルバイトなのか新卒なのか中途なのかでいろんな形の採用がある。メディアを使ったり、人材会社からの紹介だったり、合説説明会だったり、情報誌だったり、広告を出す以外にもリクルータを組織したり、業務を外部にアウトソーシングしたり、海外でロードショーしたりいろいろ。

今までの『求人を出す⇒求職者来る』って構図では採用を語れなくなっていると思う。それなのに、いまだに『求人広告出しませんか?』とか『合説やるので出展しませんか?』とか自分たちで『採用』の言葉を狭い価値の中に貶めている人間があまりに多い気がする。企業も耳にタコができるほど聞いているものだからうんざりしているんじゃないだろうか。

とか、いろんなサービスをラインナップしているけど、どれもこれも単独で売っぱらうだけで、それらを束ねる概念が無いなーとか。そんなことを思って、この前上司に『採用って言葉って古くないですか?僕はもっと広く、“企業と若い世代とのインターフェース”みたいな感じで自分の仕事を考えたいです。』と言ったら、上司は『それはまさしくSRだな。』と応えてくれた。SRってのはStudent Relations(※勿論造語)でInvestor RelationsのIRみたいな考え方で言ったらしい。Studentじゃ少し範囲が狭いなと思ったけど、そういう目線で何年も仕事をしている人たちが周りにいる今の環境は、ひょっとしたらものすごい幸せなんじゃないかと思った。

今期の目標は2つ。

1.『企業』と『若い世代』との関係性を向上・より円滑化させるサービスを提供すること

2.自社・他社ともに踏み込んでいない領域にチャレンジすること

1、2ともに具体的なサービスに落とし込んで最低1社には導入しようと思う。