採用広報

結局クライアントに受け入れられたものが正解ってことなんだけど、それにしてもあまりにも伝えていることが一般化されていないか。『社風』『仕事』『事業』『人』このカテゴリで伝えていること全部一緒じゃん。誰かに届けたり、何かを動かしたりする“メッセージ”になっていないよね。

じゃあってことで、メッセージに必要な要件を考えたりすることが多い。それで分かってきたことは既に採用のために用意しました!っていうような『社風』とかってワードを切り口にするのではなくて、もっと上流まで遡って、企業の『個性』から切り口を探すのが必要ってこと。

その『個性』も競合や市場、現在の世の中に照らし合わせることで見える側面が違う。だから今一番リアルな、もしくは数年後のあるべき姿から『個性』を明確にして、ターゲットにはどんな『個性』を伝えたらよいか考える。

『個性』の切り口は競合他社と同じになってしまうかもしれない。でも、それを深めて深めて(あまり
深めすぎてもダメ)、クライアントをハッと気づかせられる、忘れていたけどそうだよねって思わせられる。

クライアント(採用担当者)をそう思わせられることができて、初めて採用広報における“価値”を提供していることになる。

自分は“価値”を提供しているか?上記をいつも振り返って、今は“価値”をつくるための仕事をしているかどうか考えることは必須だ。