最近読んだ本

最近、仕事が流れ作業的になってきて、新しい知識、考え方の取得が難しくなってきた。慣れてきたというのもあるだろうが、そもそも根本は単純な仕事なんだろうとも思う。

市場が開拓され切っておらず、識者も少ない状況では、自らどんどん開拓していく中で知識を増やして、人的ネットワークも増え、売上げも増える喜びを深く味わえるかもしれない。

ただ、今はそうではない。僕らの仕事のテーマに対して新しい視野は長いこと与えられていない。数十年も同じ仕事をしている。どこかのメーカーの商品をOEMで製造していて、コスト削減や製造ラインの見直しばかりし続けている感じ。商品そのものはどんな価値があるのか?本当に今の商品でよいのか?新しい視野を提示できていない。

それでも何か学ぶことが無いかと気をつけて周りを見つめているが、目新しいことだらけだった2年前と比べると景色が色あせて見える。

だから、最近は別のものから学ぼうと考え、読書を心がけている。下記は1ヶ月間で読んだ本。ジャンルを問わずに興味をもったものは何でも読むようにしていると、自分の志向が何となく分かってくる。

                                                                                                              • -

1.仕事でもプライベートでも良いから、面白いことをしたい。(面白いというのは“新規性があって”“独自色を出せて”“明確なフィードバックがある”の3点が満たせること)

2.でかいレベルで1をしたい。例えば今みたいな小さい市場より、日本<アジア<グローバルで1ができれば尚良し。

3.“人”“情報”“金”“モノ”が洪水のように流れる環境で働きたい。

                                                                                                              • -

少し自分が分かったような気がするので、読書はもっと続けていこうと思う。

民の見えざる手 デフレ不況時代の新・国富論

民の見えざる手 デフレ不況時代の新・国富論

終わらざる夏  上

終わらざる夏 上

終わらざる夏  下

終わらざる夏 下

毎日が日曜日 (新潮文庫)

毎日が日曜日 (新潮文庫)

仕事漂流 ― 就職氷河期世代の「働き方」

仕事漂流 ― 就職氷河期世代の「働き方」

押入れのちよ (新潮文庫)

押入れのちよ (新潮文庫)

夜のピクニック (新潮文庫)

夜のピクニック (新潮文庫)