態度変容?→返報性の考え方とかコントラストの考え方とか質とか量とかいろいろ

影響力の武器―なぜ、人は動かされるのか

影響力の武器―なぜ、人は動かされるのか

久しぶりにかなりきた本!!めっちゃ面白い!!人の行動がその人の好き嫌いとかにかかわらず、何かをアウトプットされたか、されていないかによってまったく変わるという考え方。以前ある人から聞いた”態度変容”の考え方そのまんまみたい!!”態度変容”ってめっちゃ探していたのに、何も出てこなかったから諦めていたら、こんなところで見つかった。他にもセールスなどでよく使われる”コントラスト”の概念。例えば、Dellでセールスのときに、初めに26万円のノートパソコンを薦めて購入に結びつけると、付属品、例えば25000円のプリンタだとか、デジカメだとかが最初の高い値段に比べて安く感じさせることができ、購入にむすびつけやすくなる。逆に最初に安い値段で購入されてしまうと、その後も付属品がすすめにくくなる。この”コントラスト”の概念は対象の感覚を麻痺させるという意味でとてつもない効力を持ちそうだ!!今度は違うコンテクスト、じゃない、シチュエーションに置いてみよう!!


■キーワード
”違うコンテクストに当てはめてみる”
”問いに対して答えを出すのがレポート、出した答えをさまざまなコンテクストにおくことによって、またさまざまな問いが浮かび上がってきて、それらに答えていくのが論文。”
”良いテクストの捉え方は他のテクスト・シチュエーションに応用可能”

質と量の話。量だけじゃだめだなって思う。中学の頃様々な本を読み漁って、そのストーリー性には感動したけれども、たかだか中学生。それらの文学を捉える枠組みが少なすぎたため、単なるストーリーの理解で終わっていた。つまり表面的ってこと。それじゃその本が何を伝えようとしているのか、その本質は見えないよね。人と人とのコミュニケーションでもそうだと思う。相手が何を言おうとしているのか。その本質を捉えずに上辺のコミュニケーションで何かを共有した気になるのってつまらない。今までは量にこだわって多くの人と会うこと、多くの本を読むことに注力していたけれども、それと同時に、どんな人と会うべきか?どんな本を読むべきか?質的なところも追い求めていきたい。自分が何がしたいか?どんなことが好きかはおぼろげながら見えてきたけれども、何を武器にするのか、専門はまだまだわからないなー

http://www.ritsumei.ac.jp/kic/%7Ehosoik/course/class2/2005/index.html