単線的な考え方

1→2→3.数字を1から数えるときは、大体誰もがこの順番に数える。始まりに1という支点があって、それが次の2、3という数字につながる。


考えてみると、僕らの生活ってとっても単線的に動いている。過去があって、今があって、未来がある。仕事がたくさんあったら優先順位をつけて、優先順位が高い順から仕事をどんどん片付ける。一つの直線の上を僕らは動いているようだ。


過去があって、今があって、未来があって。それらを見る視点は自分。つまり、自分が支点となって、過去が存在するし、未来が存在するわけだ。仕事でも優先順位をつける際には自分がそこで何をやり遂げなければいけないかという支点(目的)を置かなければならない。支点によって優先順位は変わってくる。


ただ、この支点というのが結構曲者だったりして、どうも支点は1個みたいな考え方が存在していているんじゃないかと思うわけ。支点は一つの指標というか、目安にはなるわけで非常にわかりやすいし、自分も認識しやすいものではあると思うが、ややもすれば、その支点は1つ論に固執してしまうことがあるかもしれないと感じる。