ひさしぶりにキた

久しぶりに結構ぶち切れたなー。自分が悪いし、それを指摘されてもしょうがないと思うけど、愚痴愚痴言われると(性格的にそういうのが嫌いだからってのもあるし)その人のことが本当に嫌になる。

ただ、頭を冷ましてよくよく考えると、その人の性格的な問題のせいにしようとしていたり、合わないってことで自己解決しようとしていて、もともと自分が悪いんだってのを見つめられていないと気づく。

他人を許容せず、自分が優位に立っていないとストレスを感じるのは確実に自分の弱さだと思う。

それに気づく機会も本当は日常で沢山あって、その度に改善して成長する機会もいっぱいあっただろうけど、気づかないで見過ごしていたのは、口当たりの良いことを言ってくれる人たちとばかり一緒にいて日々安穏と過ごしてきたからなんだろう。

居心地の良い場所にいると、ついつい甘えてしまう。というか行く先々で自分にとって居心地の良い場所を自ら作っているのかもしれない。新しい価値を生み出す最大の敵は、発想が均質化してしまうことだ。自分が何を大事にしているかをもう一度見つめなおして、何を我慢しなければいけないのかちゃんと考えなくちゃ。

チーム

チームってカタカナで書くと何か難しいけれど、一緒にご飯を食べて、一緒につらい思いをして、一緒に笑って同じ目標に向かって頑張っていれば、自然と一体感のあるチームができるんだなーと常々思う。

そんなチームで一仕事やり終えたときは、やっぱり嬉しいな。来週は九州・東京で大仕事だけど、また頑張ろう!

研修のテストプレイをやった

出張がひと段落して、今週は割りと落ち着いていたので、研修のテストプレイに参加してみた。研修は【入社1年〜3年目が対象】となっている組織の仕組みを知るビジネスゲーム。参加した人それぞれに上司や先輩、他部門の人など役割が割り振られており、限られた時間の中で報告・連絡・相談をしながら課題を一つ一つ解決していくゲーム。

役割それぞれに性格やNG項目(これ言われたら無視しろ、とか)、OK項目(○○と言われたら、次のステップに進ませろ、とか)が決まっており、課題を解決するためには、一人ひとりの性格や人間関係を見極めて対処しなければならない。

僕が一番詰まったのは生産管理のおじさんに話を聞きに行ったとき。この人は『礼儀にうるさい職人気質な性格』でNG項目は『話しかけるときに“ちょっとお時間いいですか?”と言わないで、いきなり要件を聞こうとする、メモをとらない』など。5回くらい「お前には何も話したくない!」って追い払われてしまった(笑)

そしてやってみた結果、10人くらいの参加者の中で一緒に参加した先輩とともにビリだった。いかに普段ホウレンソウをしていないか、関係部署に対してあまり気を遣わず、無理やり頼みごとを通しているかわかって、結構ガックリした。

ちなみに得点が高かったのはいずれも1〜2年目。入社したばかりの子の方が基本に忠実だから周りもうまく協力してくれるのでは無いだろうか。

普段の自分の行動を振り返る良い機会でした。

企業の採用について

ここ最近、企業の採用は今のままで良いのか?と疑問になることが結構ある。僕らは企業の採用支援を行っているけれども、僕らが提供しているサービスは何十年も大きく変化しておらず、企業の採用手法も多少の変化(ex.オープンセミナー、海外ロードショー、採用システムの複雑化)こそあるが、大きなスケジュールやどういう人材を採るか?といった根本部分はほとんど変わっていない。


一方で企業を取り巻く環境は大きく変わっている。経済は何もしなくても高成長する時代から低成長時代に。マーケットも日本国内からグローバルに。M&Aにより社内には多様な価値観が生まれ、多様な人事評価制度、年金制度が生まれている。それなのに、企業には日本国内の学生を毎春入ってきて、一律で育てる習慣が変わらず存在している。今の採用担当はそれで良いと思っているかもしれないが、日々厳しい競争環境にさらされている現場からしてみれば、春から新しい人材を育てるのに日常業務とプラスしての業務が発生することになり、たまったものではない。しかも今までの事業が一変して収益が上がらないものとなり、早急に新たな収益の芽を探さなければいけない環境下において、毎年まっさらな学生(人間的な魅力はあるかもしれないが・・・)を採用することに関しても当然疑問は浮かぶはずである。


研究室から一本釣りをされる専門特化した上位校の技術系の学生では無いが、文系の学生にも学んできた学業・スキルに応じて配属先を用意する仕組みは無いものだろうか。また、毎春一斉に学生を採用することを非常に効率的で、その後の綿密な研修・教育計画をスケジューリングする意味では良いかもしれないが、もしかすると少し就職活動時期が遅くなってしまった優秀な学生も存在しているかもしれない。そんな学生を取り逃がすという懸念は無いものだろうか。


このように同じ採用手法が定着しているのには、就職会社やメディアがそれを推奨しているという問題点もあるが、企業の『採用〜教育〜配属〜評価』の制度がそもそも時代後れのままになっており、多様な人材確保を柔軟に実現できないようになっているからかもしれない。


僕は各社の制度がどのようになっているかは知らないが、大手企業ほど長い間制度を運用しているため、管理部門も縦割りでいろいろな組織ができあがり、色々な利害関係や部門の形骸化した取り決めが存在しており、入り口である“採用”だけ大きく仕組みを変更できないのでは無いだろうか。


最近、企業の各拠点を研修でまわった時に、現場の反応を見て、そんなことを感じた。今の企業の採用手法やその後の教育・研修、評価制度は非常に硬直的だと思う。これからよりグローバルになり、激しい競争に晒されていく中で、そこは必ずネックになっていくはずである。


実務をこなしている採用担当はそんなことを考えないかもしれないが、今後への提言として、僕らがそこに何かしら言えることは必要になってくると思う。採用は“良い人を採る”だけではなく、『組織を活性化し、企業の発展につながるもの』ではなくてはいけない。だから、採用は組織的に解決しなければいけない問題だ。それが最近の自分のテーマ。


僕が入社して所属していた事業部は今は無くなっているけれども、そこのメンバーとして数ヶ月に渡って策定した事業部の理念、『人と組織の活性化により、企業の発展をともに目指す』はまだ自分の中で活きている思う。

末端の仕事をしていないか!?

僕らの会社の業態は特定の形が無いサービス業に分類される。特定の形が無いっていうことは、クライアントの満足に向かって、常に何かしらのサービスを提供していくのが大事なんだけど、会社もこの狭い業界の中では大きいほうになり、マーケットでの影響も大きくなり、多様な商品ができてきた。

そうすると、多くの商品を販売する方に重点が置かれてしまい、いつの間にか『現在のクライアントには○○な採用が必要だ!』という哲学が失われていってしまった。僕らの業界のサービスは数十年前と変わらず、未だ『○○な人を“集める”』ための短絡的な集客商品に固執している。

でも、そういうサービスは参入障壁が低いため、新興企業でも簡単に真似できるから、すぐに独自の価値では無くなってしまう。

最近、そんなことを考えていた。分かりやすい例がシステム業界だ。あそこは一部の上流工程を握っている企業がクライアントの窓口となり、課題解決に必要な要件を定義し、子会社やその他のパートナー企業にプログラミングなどの実務を振る。さらにその会社は下請けに仕事を振り、またその下は・・・という感じに簡単な仕事になればなるほど下に落ちていく。基本的にそういった業務はプログラミングをかじったことがある人間ならば誰でもできるから、多くの人が会社を自分で興し、上から仕事をもらうプログラミングの専門会社を立ち上げた。特に金融機関の統合でシステムを構築する時期が近年続き、大規模なプロジェクトが沢山あり、仕事も沢山あったから、彼らは潤っていた。

ただ、今は大規模な案件は減ってきた。そうなると、上から自動的に落ちてくる仕事は減り、仕事があっても単純作業なため、価格競争に巻き込まれてしまう。マズイマズイと今から新規の営業をかけようにも、営業機能をもっていないため成果を上げられず、単純なプログラミング以上のことができる社内リソースが無い。ということで敢えなく倒産となるわけだ。

僕らの仕事もそう。“集める”だけの商品、考え方だけでは僕らでなくともできる。クライアントにとってもそこまで大事ではない、誰に頼んでも良い、そこまで“価値”を感じない業務だ。

だから、もう一度原点に立ち返り、クライアントに“価値”を与える仕事を僕らは本当にしているのか?クライアントは何に“価値”を感じるのか、考えるのが必要だと思う。

他社ができる仕事は“価値”が無い。誰でもできる仕事にも“価値”は無い。それしかできない人間は当たり前に“価値”が無いと思う。

それぐらい厳しいスタンスでいないと、これからはきっと乗り切れない。

僕らのクライアントの課題も、入り込んでみるといろいろ見えてくる。“集める”だけで解決できないものだ。これまでそこに手を入れることに躊躇していたから、そこまでノウハウも無いし、きっと大変な労力もかかるだろ。でも、やってみると案外面白いし、勉強になる。何より自分の成長にもなって、クライアントの評価も上がる。(業務量はとても増えるけど・・・)

会社で求められていることはきっと今は違うから、別にそういうことをやっても給料が上がったり、評価をされるわけでは無いけれども、5年後、10年後の自分にはとても役に立つと思う。

だから、今やっている仕事を頑張ろうと思う。そして自分のやっていることがクライアントにとっての“価値”になっているかは厳しくチェックしていきたい。

ワンデイ・ワンアウトプット

昨年から少し意識していること。毎日1つだけ何かひとつ、自分が生み出したっていえる“価値”をつくること。


それは提案書でもいいし、報告書でもいいし、何か制作物でもいい。重要なのはそれが形に残って誰かの役に立つものであること。


年末年始も毎日でないけどアウトプットができました。12月31日に11分間の素敵な映像が完成。この前の結婚式の二次会メッセージ映像に続く良い映像ができたと思っています。


向こうの反応が楽しみやわ。


ワンデイ・ワンアウトプットは必ず何かの形になって誰かに見せるから、必ず何かしらのフィードバックが戻ってくる。だから、それが毎回刺激になって次にはもっとより良いものを生み出そう!って良いスパイラルを生んでくれる気がする。


今年も続けます。ワンデイ・ワンアウトプット。
そんで今年はいろんな理由から、今までで一番“価値”を生み出す1年にしたい!
そのための労力は惜しみません。
今年も頑張るぞ!!

最近のお仕事

毎年の夏恒例の特大コンペのプレゼンが終了。書類審査・プレゼン資料作成で計4徹は本当につらかったけど、昨年よりも伝えなきゃいけないことを存分に伝えられて結果はどうと結構満足。

昨年は全部の仕事を一人でこなさなきゃって思っていて、でも、できなくて結構ストレスを感じたけれど、2年目になって、チームで一緒になってがんばることを覚えて、少し楽になったし、何よりも楽しめるようになった。それがわかったことが今年一番の収穫だと思う。

自分はできる人じゃなくていいけど、チームの中で誰よりもクライアントのことを知っていて、誰よりも真剣に考えて、誰よりも努力して、それでチームのみんなが一緒に仕事をして良かったと思ってもらえるような人になりたいと思う。

そう考えると、まだまだ足りないことだらけだ。
頑張ろう!